発達障害の症状について
発達障害の症状については、人によって個人差が大きいですが、代表的なものとして、
1.言葉(作家や作詞家なんかは特に優れたセンスを持っているでしょう)の発語が遅い
2.首がすわらない(結構おかしいな?と思うまで)
3.極端な偏食、服装(異常に近いこだわりがあります)
4.集中力が続かない
5.突然何かに没頭する
6.一人遊びが好き(好きかどうかは微妙ですが)で、他の人とのコミュニケーションがとれない
7.落ち着きがない(体を動かし、じっとする事ができない)
8.ごっこ遊びができない
9.順番が守れない(ルールを守れない)
10.他の人の邪魔をしてしまう
11.すぐにキレて、暴れる
12.読み書き、計算が特に苦手
13.おうむ返しをしてしまう
14.会話(話し方も大切ですが、聞き方はもっと大切でしょう)が成立しない
15.人が話し終わる前に自分で話だし止まらない
16.不器用で体を上手に動かせない
17.表情で感情を読み取れず、思ったことをそのまま口に出してしまったりする
などがあります。
医師の診断で具体的な診断名をつけられたけど、自分には(もしくは、自分の子供には)その診断された病気の特徴的な症状が見られないと主張する場合は、他の医師の診断を受けてみるのも一つの方法です。
個人差がとても大きい発達障害は、診断名を特定することが難しいですし、そもそも、発達障害なのかの判断も専門医(より高度な知識と技術を兼ね備えているでしょう)でなければ難しいのが実際です。診察を受けた時期に一番特徴的だった症状に当てはめて、診断名がつけられるのが普通なので、発達障害の症状が出ていても、軽い症状なら周囲の人には、「ちょっと変わった子」と思われるだけです。
その後の当人の生活や孤立感、苦悩といったエリアは理解されず、結局そのまま大人になる事もあるそうです。周囲の無理解で精神的に傷つけられた結果、「うつ」などの二次症状が発生し、その二次症状で初めて発達障害と診断される事もあるほど難しいのです。そんな発達障害に対する周囲の対応も勿論難しいですから一度詳しく知識を蓄えるのが良いですね。今巷で評判の発達障害改善マニュアルを紹介しておきますのでチェックしてみてください。
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発達障害支援センターって何をしてくれる?
全国各地に発達障害支援センターといった専門機関がありますね。名前からして発達障害を支援している機関だというのは分かりますが、具体的にどのようなことをしてくれるのかは想像がつかないものです。
発達障害支援センターの活動内容は以下の通りです。
・相談支援
・発達支援
・就労支援
・普及啓発、研修
発達障害支援センターでは、発達障害を抱えている人とその家族からの相談に乗っているはずです。ただ相談に乗るのみならず、具体的なアドバイスもしてくれるでしょう。発達障害を持っている方に対しての支援も発達障害支援センターの活動の一環です。
発達検査の実施、支援計画の作成などを行っています。公共職業安定所や地域障害者職業センター、生活支援センターなどと連携して、発達障害の人の就労を支援するということも発達障害支援センターの活動です。
1人でも多くの人に発達障害について理解してもらうために普及啓発活動なども実施しており、支援を行っている機関やスタッフに対して研修も行っています。
井上俊彦